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2012.05.27

私にとって書くことって?

更新頻度が下がっているうえに、思うことばかりを書いて申し訳ないけれど、自分の気持ちを確認するために。

文章を書くということについて、最近よく考えることがある。
私は、元々ライターではなく作詞家志望で、無事30歳で作詞家としてメジャーデビューをした。その後、書くことの幅を広げたいと思って、ライターのスクールに通った。それが、たまに話題にでる渋谷にある「編集の学校」。
http://www.editorschool.jp/

なぜ、学校に行ったかというと、歌詞とライティングはまったく違うものだから。書く内容もテクニック的なことも。そんなわけで、作詞家デビューをした数年後、ライタースクールに通う。そこで覚えたのは、事実を読み手に分かりやすく伝えること。編集者とライターの違い。ライターとコラムニスト、エッセイストの違いなど。ライターは、あくまで情報の媒介者であって、自分の意見を文章にいれることはない。ライターが著名の場合は、そうではないけれど。

だから、自分の思いを書きたい人はライターになるべきではない。著者といわれる、自分の名前で書くことができる場(書くことを要求される場)に向かうべき。ただ、これは、無名の人にはハードルが高い。

そんな風に、作詞家でありライターであるという伊藤緑ができあがった。ライターと作詞家をどちらもプロとしてやっている人は少ないと思う。作詞家でありエッセイストという方は多いけれど。

ライタースクールに通った後に、自分の思いをまったく表にださないライティングを、宣伝会議社のPRIR(現:広報会議)で3年半行い、それと並行して、はなまるマーケットのおめざ本の編集的な仕事を行ったり、企業の社員の方のインタビューやWebサイトの文章。メルマガの文章(取材と撮影も)やメルマガに掲載する名前を出さないコラムを書いたりした。

ライター業務を始めて、最初に起こったことは、歌詞が面白くないと言われるようになったこと。ライターに要求されるのは文章は分かりやすさ。主語と述語が明確であること。形容詞をどこにおくか? しかし、歌詞でそれをやると作文になる。よって、一時期、歌詞を書くことから離れることになる。

ただ、私が東京に来たのは作詞家になるためだし、作詞を辞めたら東京にいる意味はないということが分かっていたので、自分のなかでバランスを考えるようになる。まぁ、その頃には、ライティングの仕事にも慣れてきて、コントロールができるようにもなっていた。しかし、ここで思ったのは、自分のメインは歌詞を書くことであること。そのうえでライターの仕事もしているということ(という割には、歌詞での収入は少ないけれど……)。でも、そこにも良いことはあって、作詞家だけを行っているより、聴き手に近い思いを持てること。これは、今もなんでも屋的に仕事をしている自分の特権だと思っている。また、そういう友人も多いこと。これは、私の宝物。それに、ライターとして取材することで、これまで知らなかった専門的な話を聞くこともできる。それは、ライターの魅力。例えば、本を作ることに関われば、いつのまにかその本のテーマについてある程度語れるようになる、っという具合に。それは、形を変えて、歌詞にも生きてくる。

そして、今は自分の名前を出さない媒介者としてもライティングを行いつつも、名前を出して記事を寄稿するという形で記事を書いている。これは主に音楽について。ライブに行き、勝手にレビューにしたことから始まったこと。今では、ライブに行ったら必ずレビューを書く。それを行うことによって、ライブを観ること、書くことへの責任が生まれる。また、アーティストについて、曲について直に向き合う時間を持つことになる。ライブレビュー書くときは、何が彼らを伝えたいのかを考える。書くときのテーマを探しながら聴く。ライブを手放しで楽しむことはなくなった。だけど、それが私には心地良い。プロの音に、多いときは週に2本ほど触れられるのは、それも財産。

そして、ライブへの接し方はかなり能動的。音楽は、受けとるものと思う方もいらっしゃると思うけれど、私はつかみに行くものだと思っている。だから、日常的に音楽を聴くことはない。通勤で音楽を聴いていたのは、20代のOL時代(音楽にプロとして関わっていないころ)だけ。今は、スマフォに楽曲は一曲も入っていないし、部屋でも音楽を流すことはない。おそらくBGMにできないから。

文章に正解はない。意見にも正解はない。だから、とても怖いけれど、書くことを苦だとは思わないし、時間がかかることがないのは、おそらくそれをやるように言われているからなんだろうと思う。歌詞にも時間はかけない。瞬時で出るかでないか? そんな書き方。だから、よく職業作家っぽくないと怒られる。でもそれは、私にとって褒め言葉。ニーズに応えるだけの職業作家ではなく、アーティストっぽい曲でコンペを勝ち抜きたい。もちろん、キメウチで頼まれれば嬉しいことだけど。書くことで無駄に迎合はしたくないから。

なんて偉そうなことを書きつつ、たいした文章を書いているわけでもないし、自分の名前で本を出したことがあるわけでもない。ただ、書き続けることは辞められない。仕事となった今も、メルマガを書いているのは象徴的なことかも。Blogもですね。

ライターのなかには、お金にならない文字は一文字も書きたくないという方もいらっしゃるから。それはそれで、筋が通っている思うけど、私はその道を選ばない。

なぜなら、人は発し続けないと、発する方法を忘れてしまうから。また、書き続けないと文章は確実に下手(わかりにくく)なるから。そして、何より書くことで思いが明確になるから。ということで、書き続けいるんだな~と思う。最近、ライターになりたいという人に、Blogを書いていますか? を聞くと「書いていない」と答える人が多い。これは本当に不思議。

今日は、書くことについて、今日現在の思いをまとめたかったので書いてみました。お読みいただいた方、こんなネタで失礼しました。次回は、「京都の旅3」を書きたいと思います。

こんなところに寄稿などしています。
●音楽関係
BARKS
http://www.barks.jp/artist/?id=1000001935&m=news

メルマガ
はやり歌なら、これ聞いてみ!
http://www.mag2.com/m/0000121662.html
Blog
http://blog.goo.ne.jp/mido_1225

●神社&スピリチュアル関係
マイスピ
http://www.myspiritual.jp/author/21/index.php

●その他
オンエアナビ
http://www.oanavi.com/column/tanoshimi/

さて、金曜日に観たソノダバンドのライブレビューを書こう。そして、風水ネイルのこと、今日の午後行く神社ことも。そして、今テレビでやっていた話題も。全部、文章にする。それが、私の書くことの一部(そう一部だけでした~)。

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